こんにちは、とろろです。
3人めが1歳3ヶ月の時に熱性けいれんを起こしました。
その時の体験を書きたいと思います。
痙攣2日前
微熱を出し始めました。離乳食も食べる量が少し減り、
おっぱいを飲みながらうとうとすることが増えてきました。
病院に行くと「喉が赤いから風邪かなー」と言われ、
咳止めや鼻水の薬など、いつもの風邪の薬が処方されその日は帰りました。
痙攣1日前
少し熱が落ち着き、元気も出てきて
「お、これはこのまま元気になるかな?」と気楽に考えていました。
ですが、その日の夜から40度近くの高熱が出て、
「こりゃあかん・・・」となりました。
痙攣当日
結局朝に熱は落ち着かず、朝イチで同じ病院に連れていきました。
熱があまりに高いので、頓服をもらい、帰ってすぐ飲ませました。
その効果か、昼間は熱が下がって元気になり、歩き回ったり、
回復した??と思っていました。
ですが、薬が切れるであろう夕方から熱が上がってき始めたので、
再度頓服を飲ませよう・・・上の子達がいたので、晩ごはん作ってから
飲ませよう、と思っていた矢先、抱っこをしていた1歳の息子が痙攣を始めました。
痙攣の様子
痙攣を起こす少し前から、ちょっとの物音にビクッとなったり、
抱っこしていて少し私が動いてもビクッと体が動いていました。
割と普段からも神経質な子で、寝ていてもちょっと動かすと起きてしまう子だったので
あまり気にしていませんでした。
その時も、ウトウトしていたので私が抱っこをしていました。
そして手がビクンっと動いたかと思うと、その動きが止まらず、
視線が一方をじっと見た状態で、明らかにいつもと表情が違います。
また、チアノーゼを起こしたのか、唇がみるみる紫に・・・!
私はパニックを起こしてしまい、「ウワー!!痙攣してる!!どうしたらいいの!!!」
と半泣きで叫んでしまいました。
実家から実父が来てくれていたので、「救急車呼べ!」と言ってくれて
ハッと我に返り、震える手で携帯を持ちました。が、ぱっと
119番が浮かんでこないんですよね。。。父に「な、何番だっけ」と聞いて
ようやくかけることが出来ました。
電話がつながるとまず火事か救急かが聞かれます。
電話では比較的冷静に話せたと思っていますがどうだったでしょうか・・・w
救急、と答えると住所を説明します。すると、「救急車を向かわせました。症状を教えてください」
と、先に救急車を手配してくれるんですね。まぁ、緊急ですから当然といえば当然なのですが、
ありがたいなぁと思いました。
その後様子を説明し、家の近くの目印がないか、救急車の音が聞こえたら家の外に家族でもいいから
出て救急車を誘導してくれ、と言われます。
そこで電話を切って、震える息子を実父に預け、私は保険証を用意したり
旦那に連絡したり準備をしました。
5分ほどで救急車が来て、病院へ連れて行ってくださいました。
車内では誕生日や病歴などを聞かれ、その日の様子などを説明しました。
救急車に乗った時点で血圧や脈拍の数値が非常に高く、実父がとても心配な様子で
外から眺めていたのを覚えています。上の子たちのことを実父に預けることが出来たので、
そこは安心でした。上の子二人を連れて救急車に・・・ってのは大変だったろうな、と。
「病院はこちらで決めていいですか」と言われ、「おまかせします」と答え、
少し遠くの病院になってしまいましたが、連れて行っていただきました。
その頃には痙攣も落ち着き、息子はキョトンとした顔でこちらを見ていました。
病院での説明と対処
少し遠目の場所だったことも有り、病院につく頃にはすっかり落ち着いていた息子。
お医者さんに見ていただき、熱性けいれんについて色々教えていただきました。
・熱性けいれんは遺伝要素も多い(私は小さい頃2回熱性けいれんを起こしていました)。
・痙攣の様子をよく観察すること。左右対称なら基本問題はない
→息子の場合、私が横に抱っこをしていたので、左手が痙攣しているのは見えたのですが
右側は私の体側だったのでよくわかりませんでした・・。ただ、視点が右に寄っていたので、
先生も少し気になる、とおっしゃっていました。
・麻痺が残る場合もあるので、しばらく観察するように
→病院で3時間ほど待機して観察しました。最初は右側に力が入っていない?と感じましたが、
2時間過ぎた頃から普通の状態になり一安心。
・少し前は痙攣を起こした場合、予防として「ダイアップ」という座薬を処方していたが
最近は予防として座薬を指すことは減った。なので今回も出さないよ!
・痙攣の時間が長いと危険。痙攣し始めてから時間を測ろう
→パニクっててそんな余裕はありませんでした・・・。ただ、舌を噛まないように口に何かを入れる、
とかは駄目だというのを読んでいたのでとりあえず痙攣してる間は眺めてるだけでした・・・
次は(ないといいけど)ちゃんと時間を測りたいです・・・。
5分以上続く場合は救急車、ということで、今回はちゃんと測っていなかったので
正直呼ぶべきだったのかはよくわかりません・・・。いかんですね。
子供が痙攣を起こした時に親がすべきこと
病院で色々教えていただき、私の教訓になったことは
「まず観察して時間を測る」
ということです。
5分以上続くようなら救急車を呼ぶ用意を。
左右対称か非対称かを確認。
表情や状態などを観察。
痙攣が早く収まっても心配な場合は「こども救急ダイヤル」などに相談してみると良いかもしれません。
知っておくと私のようにパニックにならずに済むと思います。。
ほんと焦るんで・・・
半年ほど前の話ですが、今は元気でピンピンしております。
嬉しいことに、再発もなく、楽しく毎日過ごしています!