全国でも有名な温泉地、「別府」。
別府には日本の源泉の約1割にあたる、約2300の源泉があることをご存知でしたか??2300ってすごい数ですね・・・!とても回りきれない・・・
でも、世の中には常識を凌駕した温泉好きがいるのです。
タイトルの「温泉名人」、別府八湯温泉道とは、そんな「志(こころざし)高き温泉好き」のためにあるとのこと・・・。
別府八湯温泉道について調べてみました!
別府八湯温泉道とは?
「べっぷはっとうおんせんどう」と読みます。
温泉の街、大分県別府市で開催されている別府八湯等の温泉を巡る体験型イベントの名前ですね。
調べてみると、2001年から開催されているとのことなので、結構長く続いているイベントですね。地元の人達にも定着しているのでしょうね。
公式HPはこちら。
別府八湯温泉道
お遍路ならぬ「湯遍路」となっています!
別府八湯温泉道の参加の仕方は?
「スパポート」という冊子を使ったものと、スマホを使った2種類の参加方法があります。パスポートではなくスパポートです。温泉だからね。スパね(しつこい)。
1.スパポートでの参加方法
まず別府駅観光案内所や別府八湯温泉道事務局などで購入します。税込みで100円です。
温泉に入ったあと、設置してあるスタンプをスパポートに押して一湯制覇!となります。
2.スマホでの参加方法
以前は「ケータイ温泉道 http://www.onsendo.com」というサイトがあったようですが、2019年4月から「温泉ハンター」というサービスが始まっています。
この「温泉ハンター」はスマートフォンのGPS機能を使い温泉レーダーを起動し、別府市内に点在する“温泉”というお宝を探していくといった、アプリではなくブラウザ型のゲームに似ています。
この「温泉ハンター」にアクセスするとGPSの位置情報に基づいてスタンプが押されます。
スパポート、スマホ、どちらでもスタンプを集めることは可能ですが、個人的には「スパポート」のほうが面白いな!と思います。便利なのは圧倒的にスマホですが、スタンプを押すという作業は子供も喜びますしね!集め終わったあとに手元に「スパポート」が残るのも嬉しい。
別府八湯温泉道 スタンプを集めるとどうなるの?88ヶ所の温泉を巡るとどうなるの?
この別府八湯温泉道に参加しているホテルや旅館ですが、以下のページにリストが載っています。
温泉道施設リスト
約140湯の共同温泉やホテル旅館の温泉が、この温泉道に参加しており、その中の88湯をめぐり「スパポート」と呼ばれるスタンプ帳にスタンプを集めることで、「別府八湯温泉道名人」の称号を与えられます。
「88ヶ所!!」
とちょっとビビってしまいますが、そこは安心、8ヶ所ごとに「段位」を認定してもらえます。
8つ集まったら初段認定!8箇所くらいなら一回の旅行でも回れそうですよね。
その後も8湯ごとに段位があがっていき、段位認定を申請すると(1つの段位につき600円認定タオルと認定状がもらえます。
申請料はかかってしまいますが、せっかくたくさん温泉をまわったのだから、ちゃんと段位認定してもらいましょう!!
見事88湯巡ると「温泉名人」に認定され、ひょうたん温泉にある温泉名人の殿堂に肖像写真が飾られます・・・これはいい思い出になりますね!
ちなみに88湯を繰り返し達成すると更に別の称号がもらえます。
11巡の永世名人から始まり、88巡まであって、88巡が泉聖、とのこと・・・。一体どれだけ温泉に入れば泉聖になれるのか・・・
(名人は2,000円、永世名人等は2,500円の申請料が必要)
単純に、88×88・・・?7744回・・・・??一年で回ろうと思うと一日21湯にはいらねばなりません!!無理ですね!!!(笑)
別府八湯温泉道 まとめ
大分県別府市の体験イベント、別府八湯温泉道。リピーターはもちろん、初見の旅行者でも楽しめそうなイベントですね。
別府は旅行で行ったことがありますが、2泊くらいして色んな温泉に入るのがおすすめです。一泊だけだと物足りないかも・・・。
ただ温泉に入るだけでなく、いろんな泉質などを見ながら比較して入れるのもたくさんの源泉がある別府ならでは。ぜひ一度体験してみてください。そして目指せ、温泉名人!!