こんにちは、とろろです。
2007年生まれの長男には卵アレルギーがあります。
10年付き合ってきました。
今は生卵まで食べれるようになりました。
食べられるようになった経緯はコチラ↓
そうなった経緯を書いていきたいと思います。
子供がアレルギーなんて可愛そう。そう言われ
自分を責めるお母さんも沢山いると思います。
でも、うちの息子はそれで私を責めたことなんてありません。
他人がどう言おうと無視で良いんです。
少しでもこれを読んで希望を持って頂ければ。
アレルギー発覚
元々旦那も酷いアトピー持ちなので、息子ができた時、
アトピーやらアレルギーやらあるんだろうなぁと漠然と考えていました。
いざ生まれてみると、皮膚は確かに弱そうなものの、見た目も
そんなに真っ赤とかではなく割とふつーなので、
「大丈夫かな？」と思っていました。
離乳食が始まる前に小児科にかかった時、先生に
「アトピーっぽい皮膚をしているね。離乳食の前に
検査しとくか」と言われ、血液検査をし、そこで初めて
「卵アレルギー」と言われました。
0歳から5歳まで
完全除去食
生後半年で、完全除去食を指示されました。
１０年以上前の話なので、今とは事情が違うかもしれません。
参考：リンク先 日本小児アレルギー学会
「鶏卵アレルギー発症予防に関する提言」の解説（小児科医向け、患者・一般の方向け）について
当時は完全除去食でした。それ以降、スーパーで買物をするのも
裏を見て「卵白」「卵黄」などが入ってないか逐一チェック・・・。
意外なものに入ってるんですよね。
基本的なところだと、ベーコン。
卵白が使われています。何も知らない人はよく驚いていました。
祖父母が食べさせてくれるものも全部私に確認を取ってからお願いしていました。
1歳の時 やっちまった
１歳になって、離乳食も終わり、色々なものが食べられるようになった頃。
家族で浜松へ行きました。浜松といえば餃子！
いつもならお店の人に確認するのですが、その時は
「餃子は食べたことあるし」と確認しなかったのです・・・。バカバカ
そして、皮はちょっと怖いので、中身だけ食べさせた、その夜。
ずっと寝なくて機嫌が悪いなぁと思っていたら、下痢をし始めました。
お風呂でお尻を洗ってやっていると、お尻の周りが蕁麻疹で真っ赤に！
焦った私は旦那を起こし、急いで市内で一番大きな病院へ。
お医者さんに説明し、ステロイドを点滴することになりました。
点滴が痛くて泣く息子。その後、ステロイドが効いてきたのか
落ち着いて寝始めました。
小さな体は全身蕁麻疹で地図のような模様ができ、
腕には点滴のハリが刺さり動くと危ないので包帯でぐるぐる巻き・・・。
自分の不注意でこんな目に合わせてしまい、情けなくて涙が出ました。
基本意識低い系育児ですが、命にかかわるところだけは意識を高く持ちたいですね・・・。
そんな感じで、一度やっちまったので、その後はホントに慎重になりました。
アナフィラキシーで命を落とすこともある中、息子はその程度で済んで
本当に良かったです。。。
保育園の対応
息子は１歳から保育園に通っていましたが、ホントに良い対応をして頂きました。
毎月献立表が送られてきて、園と親でダブルチェック。めんどくさいですが、
まぁこれも仕方ない。
一度おやつが変更になり、それに卵が入っていたことがあり、
その時は息子はちょっと痒がるくらいで大した事はなかったのですが、
園長先生や担任の先生、給食の先生など総出で謝罪に来られました。
まぁ命に関わることなので、気をつけては頂きたいですが、人間ですからね、
症状も出なかったので大丈夫ですよ、とお伝えしました。
親も大変ですが、保育園側も色々対応があり、大変だと思います。
ありがたいことです。お陰でそれ以外に問題はなく、無事に
保育園を卒園できました。
欲しがる時期
周りと見比べて、自分だけ献立が違う・・・と言うことに気づき始め、
「僕も卵食べてみたい」「ドーナツ食べてみたい」「ケーキ食べてみたい」
そういったことを言い出す時期があります。
これは本当に辛かったです。そんな思いをさせてしまうことが辛く、
正直何度か泣きましたね・・・。ええ。
ですが、卵そのものはともかく、ドーナツやケーキに関しては
イマドキ使っていない品は沢山あります！
私が一番嬉しかったのは、タリーズのドーナツ！卵を使っていないものがあり、
しかも美味しい！！習い事の帰りなどによく二人でお茶してました。
私はコーヒー、彼は卵の入っていないドーナツ。本当に嬉しそうで、
私も幸せになったものです・・・。
ハンバーグなども、また静岡の話題になってしまいますが
「さわやか」のハンバーグは卵を使っておらず、バクバク食べてました
（現在はわかりません、店員さんに確認をお願い致します）。
サイゼリヤなどもきちんとアレルギー表があり、とても重宝しました。
ちょっと長くなりそうなので、続きます。
