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偏差値60前後の高校に入っても、校内順位が下位なら国公立大学は無理なのか。我が家の長男は、高校1年の最初が200人中125位前後、最後は155位前後で、下位30%ほどでした。それでも、得意科目と共通テストの配点を生かし、最終的に北関東の公立大学・医工学系へ進学しました。
順調な逆転合格ではありません。勉強は好きではなく、記述や作文が苦手。模試ではC判定とE判定が混在し、親も何度も現実的な志望校へ下げるべきか迷いました。この記事では、成績下位から国公立を目指す中で、親子でやったことと、あえてやめたことをまとめます。
長男の高校時代の前提
| 高校 | 偏差値約62 |
|---|---|
| 校内順位 | 高1最初は125位前後/200人、最後は155位前後 |
| 得意 | 歴史・社会。学年1位や県内上位の経験あり |
| 苦手 | 記述・作文。字を書くことも得意ではない |
| 模試 | 河合模試C判定、ベネッセ模試E判定の大学もあった |
| 進学 | 北関東の公立大学・医工学系(個人特定を避けるため匿名) |
やったこと1:苦手を全部克服するより、得意科目で土台を作った
記述が苦手だからといって、すべての科目を同じ水準まで上げようとはしませんでした。社会は本人が自信を持てる科目だったため、安定して点を取れる状態を維持。苦手科目は足切りにならない範囲を目標にしました。
受験は総合点です。得意科目を「趣味」として扱わず、配点の中でどれだけ武器になるかを見るようにしました。
やったこと2:大学名より配点との相性を見た
同じ共通テストの点数でも、大学ごとに科目配点や換算方法が違います。候補校ごとに換算し、二次試験で記述力がどれだけ必要かも確認しました。本人は記述が苦手だったため、共通テストの比重が比較的大きく、得意科目を生かせる大学を中心に検討しました。
やったこと3:模試会社ごとの判定差に振り回されない
河合模試ではC判定でも、ベネッセではE判定ということがありました。母集団や判定方法が違うため、アルファベットだけでは判断できません。判定よりも、志望校の配点であと何点必要か、どの科目なら伸ばせそうかを確認しました。
やめたこと
- 校内順位だけで国公立を諦めること
- 苦手な記述を短期間で得意にしようとすること
- 一つの模試判定を最終結論にすること
- 親の不安から志望校を頻繁に変えさせること
- 有名大学かどうかだけで候補を絞ること
親が担当したこと
親が勉強を教えるのではなく、出願日程、受験料、移動、一人暮らしの費用など、本人が勉強に集中しにくくなる事務作業を整理しました。最終的な出願先は本人と相談し、本人が納得して選ぶことを優先しました。
下位30%でも可能性はある。ただし戦い方は必要
高校の校内順位は大切な目安ですが、高校ごとの学力層が違うため、それだけで合否は決まりません。得意科目、共通テストと二次試験の配点、模試の母集団、本人が続けられる勉強法を一緒に見る必要があります。
我が家では、万能型を目指すのではなく、得意を残しながら配点との相性がよい大学を探すことで道が開けました。成績下位でも国公立を目指せる場合はありますが、「どこでもよいから国公立」ではなく、本人が学びたい分野と試験方式が合う大学を探すことが大切です。
志望校を検討するときの確認項目
- 共通テストと二次試験の配点比率
- 得意科目に傾斜配点があるか
- 苦手な記述・面接の比重
- 学びたい分野とカリキュラム
- 通学・一人暮らしを含む費用
- 合格した場合に本人が本当に進学したいか
順位や判定は入口の資料です。最終的には、試験との相性と本人の意思を一つずつ確認することが、納得できる出願につながりました。
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