2026年春、栃木県内で東京大学・京都大学の両方に合格者を出したことが公開資料で確認できた高校は5校でした。
最多は宇都宮高校の合計27人。ただ、現役で実際に進学した人数まで見ると、合格者数だけでは分からない違いがあります。
今回は高校の公式資料と公開されている進学データを照合し、5校の東大・京大合格実績、前年からの変化、現役進学率を比較します。
2026年|東大・京大の両方に合格者を出した栃木県の5高校
| 高校 | 東大 | 京大 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 宇都宮 | 17(10) | 10(5) | 27(15) |
| 宇都宮東 | 2(2) | 3(2) | 5(4) |
| 宇都宮女子 | 3(3) | 1(1) | 4(4) |
| 栃木 | 3(3) | 1(1) | 4(4) |
| 大田原 | 1(1) | 1(0) | 2(1) |
ここは要注意:「現役合格者数」と「現役進学者数」は厳密には違います。カッコ内は大学通信の現役進学調査(2026年7月31日現在判明分)によるため、カッコ外との差がそのまま既卒合格者数を表すわけではありません。
私立高校も確認対象にしていますが、今回、両大学への合格者を確認できた5校はいずれも県立高校です。片方の大学だけに合格者を出した高校は、この表には含めていません。
宇都宮高校は京大10人!前年の5倍、現役ではどうだった?
宇都宮高校の2026年の結果は東大17人(現役合格10人)、京大10人(同5人)でした。
2025年は東大20人(現役10人)、京大2人(現役2人)。つまり、京大の合格者は2人→10人と5倍に増えた一方、現役合格者は2人→5人という変化です。
東大は合格者数こそ20人→17人に減りましたが、現役合格者は10人で前年と同じ。合格者の総数と現役の内訳では、見え方が変わります。
出典:宇都宮高校「進路と進学」/インターエデュ・京大合格者前年比較
宇都宮東高校は東大2人・京大3人。東北大も倍増
宇都宮東高校は2026年、東大2人・京大3人の計5人が合格し、そのうち4人が現役で進学しています。
さらに注目したいのは、東北大学などの合格実績です。
| 大学 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|
| 東北大学 | 5人 | 10人 |
| 筑波大学 | 3人 | 5人 |
| 北海道大学 | 1人 | 3人 |
東北大学は前年の2倍。2026年は10人が合格し、うち9人が現役で進学しました。
もちろん1年の結果だけで学校の教育力が変わったとは言えません。それでも、宇都宮東を志望する家庭にとっては気になる数字ではないでしょうか。
現役で難関大に進学する割合は?5校を比較
東大・京大だけでなく、難関10国立大学への現役進学率も見てみましょう。
| 高校 | 現役進学者数 | 卒業生に占める割合 |
|---|---|---|
| 宇都宮 | 67人 | 24.3% |
| 宇都宮東 | 20人 | 13.5% |
| 宇都宮女子 | 26人 | 9.4% |
| 栃木 | 21人 | 9.1% |
| 大田原 | 10人 | 5.8% |
ここでも宇都宮東高校は注目の結果です。現役進学者数は宇都宮女子高校の26人より少ない20人ですが、卒業生に占める割合は13.5%で、宇都宮女子高校の9.4%を上回っています。
一方、東大・京大に絞ると、宇都宮女子高校と栃木高校は、両大学への合格者4人が全員現役で進学しています。
合格者の人数だけでなく、卒業生数に対する割合も合わせて見ると、違う角度から進学実績を比較できます。ただし、どの学校が「現役合格に強いか」は単年の数字だけで判断できず、複数年の推移も確認する必要があります。
まとめ|合格者数と現役進学者数の両方を見よう
2026年の東大・京大合格実績では、宇都宮高校が合計27人で最多。一方、宇都宮東高校は京大3人、東北大10人など、前年から増えた大学が目立ちました。
高校選びで大学進学実績を参考にするなら、合格者数・現役進学者数・卒業生数に対する割合をセットで確認しておきたいですね。
※2026年10月28日時点の公開資料をもとに独自に集計。数値は学校・調査によって公表時点や対象が異なり、未回答・未集計分がある可能性があります。