下野模試は、栃木県の高校受験を考える中学生向けに下野新聞社が実施する模擬テストです。
県立高校入試に準拠した5教科の問題を受け、偏差値や順位だけでなく、志望高校の合格可能性を見る材料にできます。定期テストの点数だけでは学校間で比較しにくいため、栃木県内で志望校を考えるときの共通の物差しとして使いやすい模試です。
「下野模試っていつ受けるの?」「何点なら偏差値60?」「学校の定期テストと何が違う?」と気になる保護者向けに、2026年度の公式情報をもとに整理します。
下野模試とは?
下野新聞模擬テストは、栃木県の高校入試の実情を分析し、本番入試に準拠した問題を出題する模試です。公式サイトでは、県内最大規模の受験者数をもとにした実受験者データを利用し、下野新聞社の高校合格追跡調査データから志望校の合格可能性を判定するとしています。
つまり、単に「500点満点で何点取れたか」だけを見るテストではなく、栃木県の受験生の中で自分がどの位置にいるかを確認するためのテスト、と考えると分かりやすいです。
2026年度の下野模試日程【中3】
| 回 | 実施日 | 2026/9/15時点 |
|---|---|---|
| 第1回 | 6月14日 | 終了 |
| 第2回 | 7月12日 | 終了 |
| 第3回 | 8月23日 | 終了 |
| 第4回 | 9月27日 | 申込締切済み |
| 第5回 | 10月25日 | 受付中(10月5日まで) |
| 第6回 | 12月6日 | 受付中(11月16日まで) |
中2は2026年8月23日と2027年3月14日、中1は2027年3月14日に実施予定です。会場や受付状況は変更される場合があるため、申込前に公式サイトで確認してください。
受験料はいくら?どこで受ける?
中央会場での受験料は1回4,400円(税込)です。中央会場は栃木県内に設定され、申込にはアカウント登録が必要です。支払いはコンビニ払いまたはクレジット決済に対応しています。
協力塾で受験する場合は塾へ直接申し込みます。塾会場の受験料は各塾への確認が必要です。また、県外からの郵送受験は国内6,400円/回です。
試験科目と時間
2027年度の栃木県立高校入試の試験時間変更に合わせ、下野模試も時間割が変更されています。現在の案内では、国語・数学・英語・社会・理科の5教科を各50分で実施します。
- 国語 9:35〜10:25
- 数学 10:50〜11:40
- 英語 12:05〜12:55(リスニングあり)
- 社会 13:50〜14:40
- 理科 15:05〜15:55
中央会場では制服着用が案内されています。受験票、志望校登録カード、筆記用具、定規、コンパス、昼食なども必要です。
9月・10月・12月の出題範囲は?
9月27日(第4回)
中1・中2の既習範囲に加えて、中3内容では数学の「関数 y=ax²」、理科の「化学変化とイオン」、社会の公民「現代社会と私達の生活」までなどが対象です。英語は分詞の後置修飾まで含まれます。
10月25日(第5回)
さらに範囲が広がり、数学は相似な図形(平行線と比まで)、理科は運動とエネルギーの一部、社会は公民「国の政治のしくみ」まで、英語は関係代名詞(主格)までが範囲です。
12月6日(第6回)
第6回は入試予想問題として実施されます。国語は総合問題、数学も一部を除く総合問題となり、本番に近い総合力を見る回です。
各回の細かな範囲は公式の中3出題範囲で確認できます。
下野模試の偏差値はどう見ればいい?
ここで一番注意したいのが、「○点なら偏差値○」と固定ではないことです。
偏差値は、その回の問題の難しさや受験者全体の得点分布によって変わります。同じ350点でも、平均点が高い回と低い回では偏差値が同じとは限りません。
そのため、ネット上の「○点なら偏差値60だった」という体験談は参考にはなっても、次回の下野模試へそのまま当てはめることはできません。
定期テスト330点なら下野模試ではどのくらい?
これも、点数だけでは判断できません。中学校の定期テストは学校ごとに問題の難易度や平均点が違うからです。
たとえば同じ5教科330点でも、平均点が300点の学校と220点の学校では意味がかなり違います。私立高校のコース選びや県立高校の志望校を考える場合も、校内の定期テスト点より、下野模試など共通問題の偏差値・順位を見る方が比較しやすいです。
志望校判定は何を見る?
下野模試では、下野新聞社の高校合格追跡調査データをもとに志望高校の合格可能性を判定します。また公式案内では、欠席して自宅で自己採点した場合でも、結果を連絡すれば偏差値や全体順位・志望校内順位などの説明を受けられるとしています。
模試の結果が返ってきたら、合格判定だけを見るより、次の3つを見るのがおすすめです。
- 5教科全体の偏差値が前回よりどう動いたか
- 志望校内での位置
- 教科別に大きく落としている分野がどこか
1回の判定だけで志望校を上げ下げするより、複数回の推移を見る方が受験戦略には使いやすいです。
何回受ければいい?
中3なら、特に志望校が固まり始める秋以降は継続して受けるメリットがあります。9月・10月・12月は出題範囲が広がり、本番に近い問題へ変わっていくため、単発の点数より偏差値と弱点の推移を見るのに向いています。
もちろん全6回を必ず受けなければならないわけではありません。学校や塾の模試との兼ね合いもあるので、志望校判定に使いたい時期を考えて選べば十分です。
下野模試の結果から高校を探したい人へ
偏差値だけで高校を決めると、倍率や募集定員、特色選抜の割合、内申点の比重などを見落としがちです。
当サイトでは、2027年度の栃木県立高校について、募集定員・倍率推移・特色選抜・内申点比重などをまとめています。
2027年度は県立高校入試制度自体も大きく変わります。日程や特色選抜の変更はこちらにまとめています。
まとめ
下野模試は、栃木県の高校受験で「自分が県内のどの位置にいるか」を確認し、志望校を考える材料にしやすい模試です。定期テストの点数だけで学校やコースの合格可能性を判断するより、共通問題で出る偏差値や順位と、各高校の倍率・定員・選抜方法を組み合わせて見るのがおすすめです。
情報確認日:2026年9月15日。日程・会場・受験料・出題範囲は変更される場合があります。最新情報は下野新聞模擬テスト公式サイトをご確認ください。